某大手レコード店元バイヤーがおすすめするそこまで売れていないけど中古であったら聴いてほしい名盤シリーズ。
今回は渋谷系世代にはグッとくる1枚。
コーネリアスの小山田圭吾主催「トラットリア」より1992年にリリース。コーネリアスで活動する前の作品でしょうか。
収録アーティストも当時の渋谷系常連アーティストが集結。
Venus Peterの沖野俊太郎やSalon Music、ブリッジやコーネリアスグループでも活動していた清水弘貴、初期コーネリアスのドラムを担当していたYoshieなどなど参加。
この当時はコーデュロイやインコグニードなどアシッドジャズが流行っていました。
おしゃれで踊れるジャズ、少しロックテイストある楽曲が勢揃い。
中でも埋もれさせてはいけない名曲が
「Into Somethin’」
実はこの曲、小山田さんによるもの。資生堂UNOのCMソングだったのでご存知の方も多いはず。
そしてこのアルバムにはロングヴァージョン(約5分)が収録されており、ライブ感溢れる編曲となっています。
その昔、コーネリアスのライブで小山田さんがフライングVをかき鳴らす姿に感電したものです。
気になる内容はこちらです↓
おすすめは大人の芳醇な香り漂うジャズスタンダード「Satin Doll」⑤
それにしても小山田さんのインストって「PELE」しかり「ダイアモンドボッサ」しかりハズレが無さすぎです。
探偵映画のオープニングにピッタリすぎる「PELE」
渋谷系スキャットボッサの最高峰と言っても過言ではない「DIAMOND BOSSA」
特に、「THEMA FROM FIRST QUESTION AWARD」がライブで唄が入った時、会場が震度5くらい揺れた記憶があります。
今はリマスター盤に収録されていますが、当時はアナログのみでしかなかったのでは。
※DJ泣かせのハート型、手首の裾にハート部分がよく引っ掛かる(泣)
是非是非聴いてみてください😀
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