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テクノDJのバイブルともいえる今聴いても色褪せないDJ MIX CDシリーズの金字塔
石野卓球氏監修、リリースされた1995年当時のトップDJ達による個性丸出しの選曲でミックス。
面白いのはジェフ・ミルズと田中フミヤ氏がライブDJ MIXと当時としては画期的な手法。
ごまかし効かない臨場感ある現場の空気感が伝わってきます。
それぞれ何百回と聴いてきましたが改めて聴いてみると選曲センス・テクニックともに凄すぎると感じました。
今のようにPCである程度それっぽいミックスや技、エフェクトなどすることができますが、当時はアナログレコードオンリー、ターンテーブル3台使いにリズムマシーンを組み合わせ、スクラッチや逆回転など全て手作業!
ライブミックスではハラハラさせるプレイもあります。
では、過去のレビューをまとめてみました。
石野卓球 ミックスアップ VOL.1
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カラフルでキャッチー!卓球節全開のDJ超特急MIX!
今でもトップDJをひた走る石野卓球氏のミックス。
当時も今も遊び心ある選曲と意表を突かれるミックス、聴いていて楽しくなる選曲です。
前半の勢いに任せた掴みのある選曲からのBASIC CHANNEL〜HARDFLOOR〜MAURIZIOという深みのある選曲に身を任せ、終盤でWIREで聴きたくなるような大ネタをスピン。
大ネタ↓
卓球さん自身初のDJ MIX CDというだけでもとてもお値打ちのある1枚です。
ジェフ・ミルズ ミックスアップ VOL.2
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1995年10月28日深夜3時の衝撃!!
1995年10月、新宿リキッドルームでの伝説の一夜をライブ・ミックス・レコーディング。
悲鳴のような歓声が飛び交いフロアが狂喜乱舞!
Segment1の1曲目から7曲目のBELLSまでの約10分間のMIXは筆者がすごいと思うMIXベスト3位に君臨!
ターンテーブルの魔術師の名にふさわしい超絶テクニックのオンパレード。
レコード3枚使いが基本、さらにリズムマシーンまで駆使するので何をしているのか理解不能。
センスとテクニックが異次元。
自身のアンセムを失敗の許されないライブで2枚使いしながらスクラッチまでかます強メンタルに脱帽!
ケン・イシイ ミックスアップ VOL.3
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ケンイシイの音楽遍歴を辿るDJ旅行!ジャンルレスな選曲で繰り広げられる音楽ジャーニー!
選曲は80年代エレクトロからテクノ、デトロイト、エクスペリメンタル、ドラムンベースまでジャンルレスに横断!
ハードテクノ&ミニマルが主役の「MIX UP」シリーズの中ではリスニング的要素が強め。
これだけバラバラなジャンルを統一感あるグルーヴでまとめ上げる選曲とミックスには脱帽です。
みなさんはこの曲がどんなミックスをされるのかご想像できますでしょうか!?
田中フミヤ ミックスアップ VOL.4
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1996年10月大阪での熱狂をそのまま真空パックしたライブDJ MIX!
筆者のDJ MIX CDのバイブルです。
こちらもジェフ・ミルズの「MIX UP」同様にライブミックスでトラックマークが1のみという漢仕様なのでCDウォークマンで聴いていた頃はかなり苦労しました。
今では貴重な田中フミヤ氏のバッキバキなハードミニマルテクノ選曲でのMIX。
攻めのDJプレイという形容がしっくりくる緊張感たっぷりの70分。
ジェフ・ミルズへのアンサーなのか「STEP TO ENCHANTMENTMENT」を2枚使いで応戦。
不穏なSEから始まり、徐々にキックの音がフェードインされるオープニングは今でもゾクッとします。
E-DANCERの名曲「PUMP THE MOVE」のミックスでフミヤ氏を超えたものは筆者は知りません。
デリック・メイ ミックスアップ VOL.5
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デトロイトテクノの首領によるファンキーテクノDJ MIX!
ジェフミルズに負けず劣らずデリック・メイも随所にテクニックを魅せつけてきます。
そして、素人では失敗するような曲でもグルーヴ感損なわれることなくミックスしてしまうあたり見習うとこ多数です。
そして1曲目から5曲目「French Kiss」までのミックスが筆者がすごいと思うMIXベスト1位!
デトロイトテクノに固執することなくシカゴハウスやハウス、UKものなど幅広いジャンルをカバーできる懐の広さも魅力。
前半はファンキー、中盤はグルーヴィーなシカゴハウスより、後半はデトロイトテクノよりと3段階の面白さが味わえます。
ハードテクノ一辺倒ではないのがデリック・メイの妙味↓
以上、全5タイトル。
今でもCDラックに鎮座しております。
中古価格も高くないので見かけたら買ってみるのもおすすめです🙂
おすすめできるいいラジカセ買いました↓
遂にDJ MIXアプリ「djay」がApple Musicのストリーミングに対応!!
このDDJ-FLX4とのコンビで完全無双!!!