某大手レコード店元バイヤーがおすすめするそこまで売れていないけど中古であったら聴いてほしい名盤シリーズ。
今回はDJ MIX TECHNASIA CHARLES SIEGLIMG
わくわくするような選曲ですね。
リリースは2001年、このシリーズたしかVol.4まで続いたはず。
このMIX CDのすごいところはライブミックスです!
普通のMIX CDより臨場感がすごいというかアゲアゲです!
このお方、スクラッチとかイコライジングなどかなりテクニックがあります。
最初から飛ばし気味なのですが、1曲目がDJ泣かせのDance Maniaから。
MIXしている間はものすごく映えるのですが、単体だとスッカスッカで展開はもちろんあまりないというDJの腕が問われるのがこのレーベルの癖。
2曲目のJOHN THOMASもオリジナルはゆるめのミニマルテクノですが1曲目から3曲目まで3枚使いすることで強力なハードグルーブを生み出します。
3曲目のDJ ZANKの疾走感が加速するパーカッシブハードテクノもいい感じです。
息つく暇もないくらい加速しつつ、8曲目のアダムベイヤーから卓球氏のMIX UPにも収録されていたTRAXMENからのJEFF MILLSのアラームからのUMEKへの流れは前半のピーク!
ハードミニマルでぐいぐい攻めてきたところでPHUTURE 303のハードアシッドテクノがスパイス的に効いてます。
この曲も原曲だとスッカスカなのにDJでプレイすると癖のあるハードグルーヴに生まれ変わるからすごい。
短距離走をベストタイムで駆け抜けるような疾走感あるCHARLES SIEGLING「Star 05」から田中フミヤ氏のMIX UP4に収録していた強力キラーアンセム「Stop Screamin’」への流れが個人的にハイライトです。
終盤はガツンと目が覚めるようなハードテクノOLIVER KAPP「Small Circle」
選曲を見ると2001年当時で新旧を織り交ぜた内容でDJの個性が存分に出ています。
このMX CD、かの大変お世話になったレコードショップ「CISCO」が卸していただけあって売れることを意識した選曲ではなくDJのリアルな選曲となっているのがとても良いのです。
最後はまだまだこれから先がありそうな感じでフェードアウト、、、
もし中古で見かけたら是非是非聴いてみて下さい😀