京都の中でもベスト5に入る人気観光スポット清水寺。
清水の舞台からは京都市内を見渡すことができ、桜・紅葉シーズンは見惚れてしまうほどの絶景。
そして、清水寺まで向かう道中にある二寧坂・産寧坂など京都らしい古都の街並みを歩くというのも楽しみの一つです。
筆者も京都に移住して15年以上経ちますが、いまだに清水界隈の雰囲気に慣れることはなく、訪れるたびにツーリスト気分に浸っております。
しかしながら、世界中の観光客が集う清水寺。
観光シーズン朋なるとエリア全体が身動きできなくなるくらいの混雑。
土日・祝ともなると誇張なしにテーマパーク化しています。
さらに旅行者の頭を悩ますのが清水寺までにアクセス!
京都駅から清水寺まで一般的なルートだと、市バス206系統に乗車して五条坂バス停で下車、徒歩で合計25分程度の距離ではありますが・・・
観光シーズンだと、京都駅バス停での長蛇の列・車内すし詰め状態・交通渋滞などを加味すると60分〜90分ぐらいかかり、清水寺の舞台に着く頃にはぐったりしてしまいます。
そこで今回は、京都に移住してから発見した
満員状態のバスを使わなくても京都駅から清水寺まで快適にアクセス
できるおすすめの方法とは・・・
東山駅から清水寺まで歩いていく!
京都に移住してわかったのが京都市内の観光名所は歩いて散策も可能。
東山駅から清水寺までの道のりには八坂神社・青蓮院・知恩院・高台寺など京都屈指の寺院が点在しています。
なので東山からの清水寺まで約2.3kmの距離が全然苦にならない。
観光の起点を変えるだけで快適になるということです。
それでは筆者のおすすめスポットを交えながらご紹介させていただきます。
まずは京都観光において筆者が無敵と感じている
京都市バス&京都市営地下鉄1日乗車券(1,100円)を購入。
京都駅地下鉄乗り場から市営地下鉄の駅員さんに声をかければ購入できます。
京都市営地下鉄の京都駅から東山駅へ。
京都駅から乗り換え込みで17分。
東山駅に到着。
東山駅すぐ近くに南座にお店を構える祇園饅頭の工場兼直売所があります。
食べ歩きに適した道があるのでお饅頭の購入をおすすめします。
祇園饅頭の工場兼直売所のすぐ近くに絶品すだちそばの“三味洪庵”があります。
昼時は行列必至ですが開店直後はわりとすぐ入れます。
東山駅から清水寺への道中最初の名所が京都らしい風情あふれる白川。
先ほど購入したお饅頭を食べながらゆったりと進みます。
のどかな風景を楽しんでいたら知恩院の入口に到着。
ここから5分程度で国宝の山門まで行くことができます。
知恩院駐車場には知恩院のお茶と海洋堂プロデュース京都フィギア土産の自販機があります。
知恩院山門を通り過ぎると八坂神社を有する円山公園へ。
入口すぐに京名物“いもぼう”を掲げる老舗料亭「いもぼう平野家本店」があります。
国の名勝に指定されている円山公園は庭師の小川治兵衛による池泉回遊式の日本庭園があり、見どころ満載。
公園内には憧れのレトロ建築“長楽館”もあり、優雅なティータイムを過ごすことも可能です。
さらに進んでいくと高台寺へ向かうねねの道。
石畳が古都を感じさせます。
高台寺からは祇園のシンボル“八坂の塔”でお馴染みの法観寺の絶景ビュースポットがあります。
この先は二寧坂・産寧坂へつながる清水エリアに突入。
ここからはさすがに観光客で混雑してきました。
もし午前中(午後は激混み)であれば立ち寄ることをおすすめしたのが
スターバックス京都二寧坂ヤサカ茶屋店
2017年にオープンした築100年を越える古民家をそのまま使用、世界初の畳のお座敷があり京都スペシャルなスターバックス。
二寧坂まで来ると観光客でいっぱい。
ちなみに撮影時は平日です。
混雑する清水坂を登れば目的地である清水寺へ到着。
清水寺を拝観したら茶わん坂を下っていきます。
五条坂から登ると急な坂道ですが下りだと楽です。
のんびり坂を下ると五条坂のバス停へ到着。
ほとんどの人はここのバス停で下車するので車内はわりと空いています。
いかがでしたでしょうか。
清水エリアはさすがに混雑していましたが起点である東山駅から高台寺あたりまではストレスなくのんびり観光と散歩を楽しむことができました。
のんびり歩いて1時間、じっくり観光すれば半日はかかります。
京都に移住してわかったことは・・・
京都は狭い
起点を変えるだけでじっくりと観光できる東山→清水寺コースを試してみてはいかがでしょうか🙂
京都観光におすすめのガイド本↓
五条坂バス停から徒歩圏内のここもおすすめ↓