ある日、我が家のポストにまたしても謎のチラシが入っていた。

マルシン飯店といえば東山三条の交差点近くで深夜まで営業している京都ではおなじみの老舗中華料理店。
チラシを見るのはもう2回目なので、岩倉に自販機があることに特に驚きはない。
今回は、その自販機で販売されている「天津飯の餡」を目当てにあらためて足を運んでみた。
マルシン飯店の自動販売機までは、自宅から自転車でおよそ15分。
前回訪れたときと比べ看板はさらに目立つものに変わりのぼり旗も新たに設置されていた。
閑静な住宅街の一角に突如として現れるこの派手な装飾は、通りすがりでも思わず足を止めてしまいそうな存在感がある。

自動販売機のラインナップには、新たに「天津飯の餡」が加わっていた。
たっぷり800g入りで、価格は税込480円。
自宅で好みのご飯や具材とあわせればあのマルシン飯店の味を手軽に再現できるというのだから嬉しい限りだ。


天津飯の餡を早速買ってみた。
餃子のパッケージと比べると龍が2匹になっている。

開封すると400gずつに分けられた餡のパックが2つ入っていた。
使いやすいサイズで保存や調理にも便利そうだ。

初心者でも安心、調理の手順が書かれたレシピも同封されている。
これなら初めてでも美味しく作れそうだ。

もちろん、おなじみの「内祝い」に使える生餃子のチラシも一緒に入っている。

餡はレンジ加熱か湯煎で温めるだけなのでとても手軽に調理できる。

天津飯を作るときは餡の準備とは別にふんわりとした卵焼きを作ることが必要になる。
卵焼きは熱々のご飯の上にのせ、湯煎で温めた餡をかけて仕上げると本格的な味わいを手軽に楽しめる。

完成!
準備から盛りつけまでだいたい10分ほどで仕上がった。
手間は少ないのに見た目も味もお店クオリティでちょっと感動。

気になるお味は…
しっかり出汁が効いていて、あっさりとした中に深みのある味わい。
まさに「お店の味」がそのまま再現されていて驚くほど美味い。
さすがはマルシン飯店の看板メニュー。
内容量はたっぷり800g。今回は家族4人(大人2人・子ども2人)で500gを使ったが、それでも十分なボリュームだった。
これで480円は正直お得。
天津飯だけでなくチャーハンや焼きそばにかけても合いそう。
餃子と一緒に食卓に並べれば家にいながら「マルシン飯店気分」を味わえる。
次回作にもますます期待が高まる。
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