京都散策ノート– category –
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移住者目線の京都散策ノート〜人混みを避けて清水・祇園界隈を歩く〜
京都に移り住んで16年が経とうとしているが、いまだに観光客気分は抜けない。 数ある名所の中でも清水や祇園界隈を歩くと今でも自然と胸が高鳴る。 時代劇のセットのような趣ある石畳の路地や二寧坂、清水寺へと続く清水坂には土産物屋や茶屋が軒を連ね、さらに祇園を歩けば格子戸の町家が並ぶ花見小路が広がる。 多くの人が抱く「京都らしい... -
京都のちょっと変わった場所でライブを観る
京都では、時々「こんな場所で?」と思うようなところでライブが行われることがある。 しかも出演するのは、大御所だったりこれから人気が出そうな注目のアーティストだったりするから油断できない。 そういった会場はそもそもライブを前提に作られていないことが多いので音響的にベストとは言い難い。 でも、何よりも面白いのはアーティスト... -
自転車に乗って中村製餡所まであんこ屋さんのもなかセットを買いに行ってみた
京都に移住してから天気が良い日は外に出たくなる。 特に雲ひとつない快晴の日にはふらっと遠出したくなる気分になる。 そんな日は自転車に乗って目的地だけ決めたノープランのサイクリングをしている。 京都市内なら道中に立ち寄りたくなる場所がいくつもあるので、細かい予定を立てなくても気軽にプチ観光が楽しめる。 目的地はいつも自宅... -
理想的な環境で読書をしてみる
京都では、ごくまれにだが「こんな場所に!」という場所にお店や施設がオープンすることがある。 ちょっと前になるが南禅寺そばのブルーボトルコーヒーや清水二寧坂のスターバックスコーヒーなんかはいい例。 どちらも京都を代表する観光地であり、大手企業が参入するような場所ではないという固定観念があったのでオープンするときいて驚い... -
無目的で京都御苑を散策してみる
京都に移住してから、よく晴れた日の休日は無目的に散策に出かけることが多くなった。 だいたいコースは決まっていて、北大路橋すぐそばにあるグリルはせがわで弁当を購入し、鴨川でとんびに狙われない場所で弁当を食べてから本読んで昼寝したあと、出町柳あたりまで鴨川沿いを散歩するのが定番 今日は特に天気が良かったので鴨川デルタから... -
日常が少しだけ贅沢になる 暮らしの中の京都案内 Vol.1
京都に移住して15年。 移住したての頃は京都情報に対してビンビンにアンテナを張っていて気になるお店や新店ができれば休日に訪問していた。 移住して10年目くらい経つとさすがにネタが尽きてきたので、お気に入りスポットを効率よく巡るのが休日のルーティンとなり今も継続している。 ▪️朝一番にお気に入りの場所でコーヒーを飲む 休日のル... -
京都屈指のパワースポット「鞍馬寺」で宇宙エネルギーを授かってみる
京都に移住してまもなく16年経つがそれでも定期的に足を運んでしまう場所――鞍馬寺。 春や秋の観光シーズンはもちろん、よく晴れた日にもしとしとと雨の降る日にもふと行きたくなる。 ただそこにいるだけで気持ちがすっと整うような不思議な場所。 初めて鞍馬寺を訪れたのは京都に移り住む3年ほど前のこと。 まだ20代の中頃で、都会育ちの自分... -
京都でお気に入りのコワーキングスペースで人生を俯瞰してみる
ここ最近、注目を集めている「ワーケーション」という働き方に強く惹かれている。 リゾート地で休暇を楽しみつつ仕事にも取り組む── そんなライフスタイルを将来的には実現させたいと強く思っている。 現在の職場では、リモート化できる業務が多くあるにもかかわらず、社員の多くが40〜50代を占めているため、会議は対面、資料作成は社内PC、... -
京都・比叡山を望む庭園でチルアウトしてみる
京都市の北東・左京区、特に修学院や岩倉あたり、いわゆる洛北エリアに住んでいると、どこにいても視界に入ってくるのが比叡山。 その山には世界文化遺産にも指定されている天台宗総本山・延暦寺が鎮座する。 延暦寺といえば歴史好きなら誰もが聞いたことのある「天下三不如意」。 白川上皇が「賀茂川の水、双六の賽、山法師(比叡山延暦寺の... -
何もないけど、なぜか好き。京都・宝ヶ池駅の静かな魅力
叡山電鉄が好きで叡山線沿いに住んでかれこれ15年。 これまで別の地域に引っ越したいと思ったことは一度もない。 埼玉から移住して最初に住んだのが「一乗寺」。 今ではラーメン街道なんていわれていてちょっとした観光スポット。 京都の繁華街である河原町まで電車で20分程度、自転車でも30分程度の距離感であるもの生粋の京都人からは「え...