ここ最近、注目を集めている「ワーケーション」という働き方に強く惹かれている。
リゾート地で休暇を楽しみつつ仕事にも取り組む──
そんなライフスタイルを将来的には実現させたいと強く思っている。
現在の職場では、リモート化できる業務が多くあるにもかかわらず、社員の多くが40〜50代を占めているため、会議は対面、資料作成は社内PC、FAXも未だ稼働中というアナログな環境が続いている。
そんな職場に身を置いているとコワーキングスペースのような柔軟で洗練された作業環境が非常に魅力的に映る。
コロナ禍以降、自宅で仕事をこなす環境が急速に整ったものの、自宅ではどうしても仕事モードに切り替えにくい。
集中したい時にカフェを利用することもあるが、長時間滞在にはやはり気を遣う。
そうした時に活用したいのが、コワーキングスペースという選択肢。
コワーキングスペースとは、机や椅子、会議室などを共有しながら、様々な業種の人々が自由に作業できる場所のこと。
利用は時間単位、日単位、月単位などがあり、1日の相場はおおよそ3,000〜5,000円。
自分の場合、休日まで仕事をするタイプではないし、職場でもリモートワークは推奨されていない。
したがって、コワーキングスペースではもっぱらブログ執筆か、今後の人生設計について思考を巡らせる時間を過ごしている。
最近はもっぱら後者に偏り気味…。
なかでもよく通っているのが、京都・四条河原町にある高島屋S.C.6階の「SHARE LOUNGE 京都 蔦屋書店」。
2023年10月のオープン以来、すでに10回以上利用している。
SHARE LOUNGEはTSUTAYAが展開するコワーキングスペースで提携店舗も含め全国に48拠点(2024年9月現在)
高級感ある内装と落ち着いた雰囲気のなかで作業に集中できるだけでなく個室も用意されていて、極めて快適な環境が整っている。

利用料は1時間あたり1,100円、1日利用は3,850円。
自分は5日分の利用がまとめて購入できる「1dayチケット(16,940円)」を使っていて、
実質的に1日あたりのコストが抑えられている。

この席は人気があり午前中にはほぼほぼ満席になる。

京都の老舗ベーカリー「進々堂」のパンや「小川珈琲」のコーヒーが食べ・飲み放題。
さらにソフトクリームもあったりするから小腹を満たすには十分すぎる品揃え。
▪️京都の超一等地で人生を俯瞰する
SHARE LOUNGE京都は、京都市の繁華街の中心地・四条河原町に位置する京都高島屋S.C.の6階にある。
まさに京都の超一等地に構えたコワーキングスペース。
最近はこの最高のロケーションで、もっぱら自身の人生設計をする時間に充てている。
家では煮詰まってしまうようなテーマでも、ここに来ると自然とポジティブ思考に切り替わる。
まわりを見渡せば、ノートパソコンに向かい真剣な表情で作業を進めている人たちが並ぶなか、1日利用料3,850円を払って人生を俯瞰しているのは自分くらいかもしれない。
とはいえ、ここで思索にふける時間こそが何よりの贅沢だと感じている。
作業に煮詰まったら、本棚に手を伸ばす。
さすがは蔦屋書店、アートや建築、京都のローカル本、そして漫画まで幅広く揃っており、思わぬ本との出会いがインスピレーションをもたらしてくれる。

他にもキングダムと美味しんぼが全巻揃っているのもポイントが高い。
▪️京都の超一等地が本気を出したテナントの数々
SHARE LOUNGE京都が入る「京都高島屋S.C.」は、従来の京都高島屋を大幅に増床し、2023年10月に新たにオープンした専門店ゾーン。
京都蔦屋書店をはじめ、まんだらけ、渋谷・宇田川町の名店フェイスレコードの京都店、さらにはNintendoストアまで、国内屈指のカルチャー専門店が一堂に会している。
フードエリアも圧巻でミシュランガイドにも掲載された餃子歩兵や、地元民にも観光客にも愛されるカレーうどんの名店・味味香など、京都グルメの名店が揃う。
さらに、京都河原町三条の名店であるコーヒー専門店・喫茶葦島が4階に出店しており、食後の一杯までも妥協なく楽しめる。
このように、建物の外へ出ることなく食・文化・仕事すべてのニーズを満たせる環境に身を置けるのが、京都という都市の中心に位置するSHARE LOUNGE京都ならではの魅力のひとつである。

一口サイズの餃子がなんとも上品なお味で具沢山の味噌汁が美味い。
11時台か14時以降なら並ばずに入店できる確率たかし。

無料でご飯がついてくるので残ったつゆをかければカレーライスになる。

落ち着いた店内でゆっくりと味わう。
▪️SHARE LOUNGEで今後したいこと
目指しているのは、SHARE LOUNGEの「他拠点フルタイムプラン(月額36,300円)」を使って、各地を移動しながら働くスタイル。
今の仕事は完全なオフィスワーク型なので転職するか、いっそのこと起業するかといった選択肢を考える必要があるが、働く場所を自由に選べるというのは魅力的。
京都のSHARE LOUNGEも素晴らしいが、最近オープンしたインターゲート大阪のSHARE LOUNGEもまた格別。
JR大阪駅直結という圧倒的な立地に加え、大企業のオフィスで働いているかのような洗練された空間はただ座っているだけで前向きな気持ちにさせてくれる。
今はまだ「人生設計」のフェーズにいるが、そろそろプランから実行へと移したいところ。
テーマは「旅するように暮らす」。
本当に自分に、パソコン一つでどこでも仕事ができるような働き方が可能なのか。
その答えを探しながら、今日もSHARE LOUNGEの片隅で、自分の得意なこと・好きなことを100個書き出して自己分析に取り組んでいるところである。
インフォメーション

SHARE LOUNGE 京都蔦屋書店
住 所:京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町35京都高島屋S.C.「T8」6階
営業時間:8:00〜22:00
利用料金:60分1,100円〜、1日利用3,850円