2003年8月、渋谷WOMBで行われた石野卓球氏主催の名物パーティー「STERNE」のDJ プレイをそのままパッケージ!
IN THE BOX 〜 Live at WOMB.Tokyo Mixed by 石野卓球
1 Thomas Brinkmann / Tina / It Was Never You
2 Reinhard Voight / How We Rock
3 Psiho / 070B
4 Kiko / Monique (Paul Nazca Mix)
5 Ignition Tschnician / Slanted
6 Secret Cinema / Pure tek
7 DJ Emerson / La Vida Loca
8 Cristian Vogel / (Don’t) Take More (Jamie Lidell Mix)
9 Diabl’s~Wink / Addiktid / Superfreak
10 Smith N Hack / No Gimmicks,No Flash
11 Frank Biazzi / Turbulence
12 DJ Misjah / Flip The Date
13 Hatiras / The Anthem (Joey Beltran Mix)
14 Hatiras / Space Invader
15 Robert Hood / The Greatst Dancer
16 Paul Mac / Cards On The Table
17 DJ Dero / Revolution 07
18 Simon Digby / Fiesta Del Sol
19 Mauro Picotto & Riccardo Ferri / New Time New Place
石野卓球氏がリリースしたMIX CDの中でも踊らせることに特化したハードな内容!
前作のDJF400とエレクトロ寄りのA PACK TO THE FUTUREの間にリリースされた本作は大箱映えする選曲でガンガン攻めてきます!
卓球氏のMIX CDのオープニングはどれも癖のある選曲ですが、さすがWOMBでの一曲目ということもあり、ドイツ・ケルンの鬼才Thomas Brinkmannでゆる〜く観客を煽ります。
ライブミックスならではの歓声の入り交じった録音が気分を盛り立てます。
そして続いてこちらもドイツ・ケルンの名門KOMPACTからReinhard Voigt。
この曲は大箱で聴くとかなりの破壊力!歓声が鳴り止みません。
続いて、ヨーロッパらしいグルーヴィーなディスコテックKIKOのMonique。
レトロなシンセループが癖になりそうです。
個人的に大好きなUK産ファンキーミニマルテクノIgnition Technician。
ファンキーなサンプルループを骨太なビートに乗っけるスタイルにハズレなし。
Secret Cinema〜DJ EmersonからのCristian Vogelまでの展開は鬼気迫るものがあり!!
Secret CinemaのPure Tekでは観客のテンションが最高潮に達し「オイ・オイ・オイ」という歓声が鳴り止まず・・まるでハードコアのライブのようなノリです。
DJ Emersonは図太いビートがとにかく腰にきます。
このビートには何かを期待せずにはいられません。
そして迎え撃つのがCristian Vogelのスカスカの変態ドンチーヴォイスループ。
強烈な印象しか残りません。
ここでひとまず大きな山場を越えて、グルーヴに変化をかけてきます。
アシッドテクノの重鎮Winkの名曲Super Freakのアカペラを被せた9曲目からスカスカで実験的なビートが特徴のSmith N HackからベルギーのベテランFrank Biazziでテンションを高めて、電気グルーヴのあすなろサンシャインのRemixを手掛けたDJ Misjahの疾走感抜群、効果的なヴォイスループがかっこいいFlip The Dataでアゲにアゲてきます。
そしてこのDJ MIX CDの第2の山場!
当時イケイケだったHatirasを最高のタイミングで投入!
フィルターディスコハウスのビッグアンセムSpaced Invader!
ディスコクラシックネタの定番!
シスタースレッジネタでディスコテックなThe Greats Dancerを中盤からロングミックスでUKトライバルテクノの雄Paul MacによるトライバルラテンテクノCards On the Tableのビートが入り混じります。
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そしてラテントライバルの特大ヒットとして記憶に残るDJ DEROのRevolution 07で祭りの気分を囃し立てます!!
そしてフィナーレはフィナーレらしい大箱映えするややトランシーなMauro PicottoのアゲトラックNew Time New Placeでしっかり納めます!
この頃のMauro Picottoのハードテクノ路線は外れがありませんでした。
ミラーボールがフル回転しそうなシンセラインが有終の美を飾ります!
全19曲、約70分!
フロアのピークタイムをそのままパッケージしたハイテンションなDJ MIX。
名残惜しそうな歓声と共に幕を閉じるこのライブ盤は今聴いても全く色褪せない!
ぜひおすすめです🙂
卓球さんのファーストDJ MIX CDを紹介しています↓