珠玉の美メロヴォーカルハウス「Fade」収録!活動20周年メモリアルイヤーにリリースされた「EMMA HOUSE 13」

フロアキラーアンセム「Keep On Jumpin’」と珠玉のヴォーカルハウス「Fade」が」今作のハイライト!

2006年リリース。

本作はいつもの2枚組仕様ではなく、ハード&メローなハウスをバランスよくブレンド。

前半がダンスフロアを揺るがすハードハウス、中盤はミラーボール映えするディスコフィルターハウス、終盤ではお約束のメローなヴォーカルハウスが選曲されています。

筆者もこの頃は伝説のクラブSPACELAB YELLOWで開催されていた「EMMA HOUSE」に通っていましたが、本作に収録されている「Fade」がプレイされるとフロアにいる全員が両手を上げて歓喜していました。

それではEMMA HOUSEの熱狂を全13曲60分に凝縮した「EMMA HOUSE 13」の内容を紹介します。

  1. BONGOLOVERZ Feat AN TONIC / Spirit Of House(Spoken apella)
  2. JARK PRONGO / Bom Dia
  3. TECHNASIA Feat DJ NASTY / 2 The Floor
  4. PRIMMI / Space Vox
  5. TODD TERRY / Keep On Jumpin’ STEVE MAC’S 2005 Thumpin’ Refreash Remix
  6. MARCO LENZI & ANDERSON NOISE / The Deal
  7. FILTERHEADZ / Cartagena
  8. HATIRAS & DJ DAN Feat MESSINIAN / Baked From Scratch
  9. MACCA Presents JACQUES BAUER / Grade A Bitch
  10. SOLU MUSIC Feat KIMBLEE / Fade(Grant Nelson Big Room Dub)
  11. SOLU MUSIC Feat KIMBLEE / Fade(Grant Nelson Big Room Remix)
  12. PAOLO MOJO / 1983(Eric Prydz Remix)
  13. FRED FALKE / Omega Man

オープニングはEMMA氏お得意のアカペラロングミックス!

まるで1つの曲のような違和感の無さ!

JARK PRONGOのトライバルハウス「Bom Dia」のビートに「Spirits Of House」のアカペラの語りがハマっています。

EMMA HOUSE 2000でも選曲されたハードテクノアーティストTECHNASIAのDJ NASTYの攻撃的なヴォイスが印象的な「2 The Floor」を序盤で選曲。

次にくるピークアンセムを盛り上げるための繋ぎ役にぴったりなPRIMMI「Space Vox」。

高揚感高めるスペーシーなシンセサイザーのループがクセになります。

序盤のハイライトが登場!

ビート職人TODD TERRYがディスコの宝曲「Keep On Jumpin’」をDJユースにバッキバキアレンジ!

前曲「Space Vox」から「Keep On Jumpin’」の繋ぎで重点音が切り替わる瞬間に鳥肌が立ちます。

前半でお腹いっぱいになる濃密な選曲でしたのでほどよくクールダウンさせるのにちょうどいいフィルターハウスMARCO LENZI & ANDERSON NOISE「The Deal」。

巨匠CARL COXのお気に入りFILTERHEADZの少し哀愁漂う夕焼けビーチハウス「Cartagena」でクールダウンさせた後はフィルターハウスディスコでまたフロアの熱気を上昇させていきます。

フィルターディスコハウス旋風を巻き起こした「Space Invaders」でお馴染みHATIRASDJ DANによる跳ねたビートでテンション上がる「Baked From Scratch」。

選曲として抜群のタイミングでヴォーカルハウスアンセムSOLU MUSIC「Fade」が登場。

しかもヴォーカルなしのDubヴァージョンを選曲して「ヴォーカルは?」とフロアを動揺させた後にヴォーカルヴァージョンをカットインさせるセンスの塊のようなプレイを披露。

お見事としか言いようのないミックスです。

ラスト2曲は「Fade」の余韻を崩さないメロディアス&メローな選曲。

図太いビートとレトロなメロディー「Call On Me」で大旋風を巻き起こしたERIC PRYDZがREMIXした「1983」。

図太いビートにドラマティックに展開するアシッドシンセが特徴です。

ラストにふさわしいメロディアスなエレポップハウスFRED FALKE「Omega Man」。

少し切ないシンセサイザーのメロディーに胸がキュンとします。

以上、全13曲60分。

1枚組ならではのバラエティーに富んだジャンルが楽しめるミックスに仕上がっています。

数多くのDJにプレイされたSOLU MUSICの「Fade」のミックスはやはりこのMIXCDがピカイチではないでしょうか。

他にも「EMMA HOUSE 」デビュー作も紹介していますので興味のある方はぜひご覧ください↓

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