大晦日の夜は金運パワースポット「宝山寺」で非日常体験!
日本三大聖天のひとつ、奈良県生駒市の「宝山寺」。
金運アップのご利益は全国的に有名で、
商売繁盛を願う経営者たちの寄附石には100万〜1000万円代の寄付がずらり!
そんなに寄付できない方も新年に授与する副財布(1,000円)で金運アップのご利益を授かることができます。
京都在住の筆者が年末年始に奥さんの実家・生駒に帰省する楽しみ「宝山寺初詣」の魅力を紹介します。
深夜の山寺へは昭和感漂うケーブルカーで
標高642mの生駒山の中腹にある山寺・宝山寺まではケーブルカーを利用します。
近鉄生駒ケーブル「鳥居前駅」は近鉄生駒駅から歩いてすぐ。
このケーブルカーは日本最古と言われ昭和レトロマニアにはけっこう見所満載です。
昭和感漂うメルヘンチックな外観が魅力のミケ&ブル号に乗って「宝山寺駅」まで5分。
大晦日の夜は23時くらいからケーブルカーが混み合って0時前後でピークを迎えます。
ただ、この日のミケ&ブル号は終夜運転でほぼピストン運行と大活躍していますので待ち時間は少なめ。
車窓からは生駒の夜景を楽しむことができます。
ちなみに宝山寺駅からさらに山頂を目指すと生駒山頂遊園地がある「生駒山上駅」があります。
レトロ感しか感じさせないザ・昭和な魅力満載の遊園地。
非日常を演出する深夜の参道を歩く
「宝山寺駅」を降りでまず目にするのが生駒市が誇る夜景!
駅を降りてすぐお目見えするのが、宝山寺の裏名所「生駒新地」の面影を色濃く残す妖艶なネオンサイン。
生駒新地とは旧遊郭が存在したエリア。
どことなくノスタルジックな建物が建ち並ぶのはその頃の名残でしょうか。
観光生駒の電光看板を通り抜けると石階段が続いてちょっとした登山になります。
参道には廃業しているようですが、多くの旅館が立ち並んでいます。
その旅館をリノベーションして個室でゆっくりできるカフェもあります。
大晦日なのでお土産屋も深夜遅くまで営業。
招き猫やだるまなど縁起物が勢揃いしていました。
「宝山寺駅」から参道を歩くこと5分、宝山寺につながる山道が見えてきました。
23時45分頃となるとすごい人!
本堂でお参りするまで1時間以上並ぶ覚悟が必要!
漆黒の闇の中を浮かび上がる灯籠の灯りがスピリチュアルな世界観を演出しています。
胸がトキメク深夜の縁日
灯籠をくぐり抜けると数々の出店が勢揃いしていてまるで縁日です。
イカ焼きやたこ焼き、ベビーカステラやりんご飴やジャンボフランクなど多数あるので小腹が空いても大丈夫です。
深夜2時ぐらいまでいましたが普通に営業していました。
ちなみに山の上なので寒いです。
防寒対策は必須です。
本堂で金運アップ祈願&福財布を購入!
長い長い行列を並ぶこと約1時間、ようやく本堂がお目見え。
亀のような進み具合ですが気分が高まってきたので気になりません。
金運アップ・商売繁盛のご利益を感じさせる巾着の形をした賽銭箱。
縁起担ぎのせいか参拝客に触られすぎてツルツルに磨き上げれています。
参拝者のお目当てである福財布は1月1日〜16日まで授与(1,000円)しています。
この財布の中に通帳や宝くじなんか入れて縁起担ぎする人が多数。
ちなみに筆者は授与いただいてから昇進して給料が上がりました。
福財布の効果!?
境内にある名物くさもちはマストイート!
深夜の茶店で食べるくさもちもここ宝山寺の魅力の一つ。
境内で食べる場合は3個セットのみ。
暖かいお茶が体の芯まで温まる。
非日常感ある深夜のお寺の境内で食べるくさもち体験。
10個入りのお土産もあります。
帰りは夜景を見ながら歩いて下山
行きはケーブルカーを利用して宝山寺に向かいましたが、実は歩いても行くことができます。
健脚であれば帰りは歩いて下山がおすすめ。
本堂から約20分程度で生駒駅に着きます。
生駒の夜景を眺めながら、長い石段をのんびり歩くのも非日常体験。
いかがでしたでしょうか。
寺社仏閣日本一の京都に住んでいてもここ宝山寺の大晦日はグッとくるものがあります。
アクセスの便利なので機会があればぜひおすすめです😀
ちなみに京都で金運のご利益といえばここ!金色の鳥居が目印の「御金神社」
生駒山 宝山寺
奈良県生駒市門前町1−1
拝観時間 8時〜16時30分(10月〜3月は16時)
拝観料 無料
駐車場 50台
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