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京都市内で味わう「昔ながらの中華そば」おすすめ老舗食堂まとめ

京都には昔ながらの大衆食堂が街のあちこちに点在しどこもレトロな雰囲気を色濃く残している。

うどん・そば・丼ものがメインのメニュー構成だが、どの店にも必ずと言っていいほど「中華そば」があるのが特徴。

京都に移住して気づいたのが、このレトロな佇まいの大衆食堂で食べる中華そばが美味しいということ。

京都ラーメンといえば「新福菜館」「第一旭」「天下一品」などが有名だが、大衆食堂のラーメンはまた別物。

いわゆる「昔ながらの中華そば」で、あっさりとした味わいが飽きのこない魅力となっている。

令和の時代に昭和の面影を残す京都の大衆食堂。

今回は、そんなノスタルジーを感じさせる中華そばの名店をいくつか紹介。


▪️萬福(四条烏丸)

近代的なオフィスビルが立ち並ぶ四条烏丸の一角で、まるで時代に取り残されたかのように昭和の趣を色濃く漂わせているのが「萬福」

創業から70年以上、京都の街の移り変わりをじっと見守ってきた歴史ある大衆食堂。

京都で「昔ながらの中華そば」といえば、必ずその名が挙がる名店でもあり、地元民だけでなく観光客の間でも知られた存在。

場所は四条烏丸交差点から少し西へ歩いた先、年季の入った「中華そば 萬福」と書かれた暖簾が目印。

一歩足を踏み入れれば、そこはまるで昭和時代にタイムスリップしたかのような空間。

木のテーブルが並び、カウンター席はなく、テーブルがわずか6卓ほどのこじんまりとした店内。

その落ち着いた佇まいに、どこかほっとする懐かしさを感じる。

平日でも12時前には地元の常連や近隣のビジネスマンたちであっという間に満席。

早速、中華そばを注文。

この日のトッピングは、もやし・ねぎ・チャーシュー3枚、メンマは残念ながら品切れとの貼り紙があった。

味はまさにクセのない王道の中華そば。

鶏ガラベースのスープはほんのり濁っていて、見た目以上にしっかりとしたコクがある。

店内を見渡すと、ほとんどのお客さんがラーメンを注文していた。

なかには年季の入った常連らしき人もいて、やはり定期的に食べたくなる、そんな“いつもの味”なのだろうか。

そして昔ながらの中華そばにはもやしがよく合う。

シャキッとした食感があっさりとしたスープと絡んで心地よいアクセントになっている。

シンプルで飾り気のない味わいが、食べ終えたあとにふと懐かしさを残してくれる。

そんなことを改めて感じさせてくれる一杯。

インフォメーション

萬福

住  所:京都市下京区鶏鉾町474

営業時間:11時30分〜15時、18時30分〜24時

定 休 日:日曜日、祝日


▪️【閉業】まるき食堂(錦市場)

京の台所・錦市場の一角に店を構える「まるき食堂」。

錦天満宮のすぐ近くにあり、創業70年以上の歴史を誇る老舗。

立地柄、常連だけでなく観光客で賑わい、昼時には行列が絶えない人気店。

まるき食堂といえば名物は親子丼。

観光客のほとんどがこの親子丼目当てで訪れている印象だが、地元民に密かに支持されているのが「中華そば」。

店に入ってすぐに「中華そば!」と注文する常連の姿を何度も見かけたことがあり、自分も気になって注文してみた。

これが飾り気のない直球の美味さ。

昔ながらの中華そばらしいあっさりとした味わいながら、スープの鶏ガラ出汁がしっかりと効いていて、まろやかなコクが口に広がる。

このまろやかさ、もしかすると錦市場を流れる良質な地下水の賜物なのかもしれない。

普段は健康のためにスープは残す派なのに、気づけば最後の一滴まで飲み干してしまったほど。

観光なら親子丼を選びたくなる気持ちはわかるが、もし余裕があればぜひ中華そばも試してほしい。

インフォメーション

【閉業】まるき食堂

住  所:京都市中京区錦小路寺町西入ル

営業時間:12時〜17時

定休日:水曜日


▪️篠田屋(三条)

京都・三条京阪駅すぐの場所に店を構える「篠田屋」。

創業100年以上という歴史を誇る京都屈指の大老舗。

ここの「中華そば」はテレビでもたびたび紹介され、界隈では「昔ながらの中華そば”といえば篠田屋」と言われるほどの横綱的存在。

メニューは大衆食堂らしく、うどん・そば・丼ものが並んでいるが、客のほとんどが「中華そば」か中華風カツカレー風味の名物「皿盛」を注文する。

いつ訪れても「今日は中華そばにするか、皿盛にするか」でつい悩んでしまう。

立地も良く、観光客でも行きやすいことから平日でも開店前にはすでに10人以上の行列ができていた。

それでも回転が早いので、そこまで長時間待たされることはないのがありがたい。

篠田屋の「中華そば」は鶏ガラベースのスープがあっさりとしていながら、しっかりと旨味が感じられる一杯。

麺は程よいコシがあり、喉越しも良く、シンプルながら奥深い味わいに仕上がっている。

価格は並サイズで550円と驚きの安さ。

しかもチャーシューが5枚も入っていて、ボリューム的にも満足度が高い。

唯一の注意点は、デフォルトで胡椒がかかった状態で提供されるので、苦手な人は注文時に「胡椒なし」と伝えるのをお忘れなく。

インフォメーション

篠田屋

住  所:京都市東山区三条通大橋東入大橋町111

営業時間:日〜木/11時30分〜15時、16時30分〜18時、金/11時〜15

定 休 日:土曜日


いかがだっただろうか。

京都といえば格式高いイメージが強いかもしれないが、実は下町の空気が漂う昔ながらの大衆食堂も点在している。

そして、その食堂の片隅で密かに人気を集めているのが「中華そば」。

昨今のラーメン界は二郎系や家系、煮干し系など、バリエーション豊かで競争も激しいが、時折ふと食べたくなるのが、こうした原点回帰の一杯。

飾り気のない、優しい味わい。シンプルだからこそ、どこか心がほっとする。

今回紹介した食堂は、そんな懐かしさを感じさせてくれる名店ばかり。

味はもちろんのこと、レトロな佇まいや店の空気感も含めて、まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのような体験ができる。

「安い・早い・美味い」の三拍子が揃った、地元民に愛され続ける大衆食堂の中華そば。

京都観光の際、ちょっと贅沢な京料理もいいが、こうした日常の京都にもぜひ触れてみてほしい。

▶︎京都の「カラシソバ」名店5選、全部食べ比べてきた

https://sazmism-kyoto.com/kyoto-karashisoba/

↓京都観光の強い味方

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