京都市街から人里離れた比叡山の西麓にある京都屈指の門跡寺院。
京都の紅葉スポットとして人気の高い曼殊院門跡。
場所は修学院離宮のやや南側、最寄りの修学院道のバス停から徒歩20分とかなりの山沿いにひっそりと佇んでいます。
紅葉スポットとして人気の曼殊院門跡が2005年から続けられていた秋の恒例行事の紅葉ライトアップがなんと今年で最後ということ。
実はこの夜間拝観には毎年行っていたので残念でなりませんが、この曼殊院の夜間拝観のおすすめポイントを紹介します。
場所は京都市バスなら修学院道、叡山電車なら修学院駅が最寄り。
それぞれ徒歩で20分弱はかかります。
ちなみに駅前を過ぎるとお店がないので駅前のコンビニかフレスコで軽く食べ歩きできるものを購入しておくのがおすすめ。
白川通りを過ぎひたすら山(東)へ向かって歩きます。
途中通過する鷺の森神社も紅葉の名所です。
10分程度歩くと住宅もまばらになります。
だいぶ人気がなくなり畑の中の道なのでかなり暗くなります。

初めての方はここら辺で少し不安になるところですが、この道の突き当たりにある関西セミナーハウスを向かって右に進めばすぐ曼殊院があります。


拝観時間は20時(19時30分受付ラスト)までで1人600円。
ここは紅葉だけでなく国宝も多数貯蔵しており、門跡ならではの建物の趣向が見所でもあります。
入ってすぐの坪庭も風流です。

さすが門跡寺院だけあって襖絵も狩野永徳、狩野探幽作のものが多数あります。
そして夜間拝観の見所でもある名勝庭園に指定されている枯山水。
庭には白砂が流れていて亀島と鶴島があり、その鶴島には樹齢400年の松があります。
洛北の自然とうまく融合した見事な庭園は一見の価値があります。
この曼殊院の夜間拝観が好きな理由として拝観者が少なくこの眺めを独占できること
市街地の喧騒はなく、他の人もいないので、虫の音と川のせせらぎに耳を傾け、無心でぼんやり眺めることができます。

ぼんやりとした灯りに照らし出された富士の間も明るい時間で観るのとでは違う趣きです。

そして夜間拝観で紅葉ライトアップの他におすすめなのが国宝黄不動尊。
掛け軸に描かれた鋭い眼光を放っている不動明王の仏画が祀られた部屋は夜はひっそり、自分以外には誰もいないのでゆっくりと拝観することができます。
思わず背筋を伸ばしまうくらいお不動様の鋭い眼光が悶々とした自分の迷いを断ち切ってくれそうなそんなご利益をいただけそうです。
この曼殊院は小堀遠州好みと言われる八窓軒茶室(別途要予約)があり茶道具などの展示も多数あります。
京都市街でもかなり北東に位置する曼殊院門跡。
お帰りには修学院駅すぐそばのらぁ麺すぐるの塩ラーメンがおすすめ。
次世代中華そばというべきクオリティの高さ。
ミシュラン一つ星獲得のらぁ麺とうひちの2号店です。

日中とは違った魅力が味わえる夜の曼殊院も残念ながら今年までの開催。
喧騒とは無縁の静寂の中でライトアップされた紅葉は格別ですよ🙂