京都市内には喫茶店が数多くありどの店も趣向を凝らしたモーニングメニューがある。
市内中心部から少し離れた洛北・岩倉エリアにも、朝から地元の人々でにぎわうモーニングの名店「DORF(ドルフ)」がある。
創業から40年以上、地元に根ざしながら営業を続ける老舗の喫茶店。
今回はそんな「DORF」のモーニングを実際に味わってきたのでその魅力を紹介したいと思う。
店の場所は、京都市営地下鉄・烏丸線の終点「国際会館駅」から徒歩6分ほど。


ドイツの別荘をイメージして造られたという外観は、街中の喧騒から少し離れた岩倉の静かな空気と相まって、まるでヨーロッパの田舎町に佇むカフェのような趣がある。
三角屋根に木枠の窓、落ち着いた色合いの外壁が、どこか懐かしくも上品な雰囲気を漂わせている。

店内に足を踏み入れると、アンティーク調の家具や照明が迎えてくれる。
木の温もりが空間全体に広がり、どこか懐かしさを感じさせる落ち着いた雰囲気に包まれ、時の流れがゆっくりと感じられるような静かで心地よい空間。


モーニングはA・B・Cの3種類。
今回は、Aセットのトースト(薄め)、ミニサラダ、コーヒーの組み合わせと、Bセットのスコーンとコーヒーのセットを注文。

まさに喫茶店モーニングの定番といえる内容。
トーストは、バター・ジャム・シナモンに加え、その日の限定トッピングから選べる。
焼き加減も絶妙で表面はサクッと香ばしく、中はもっちりとした食感が残っている。
シンプルながら満足感のある一枚。

この店の看板モーニングメニューが、スコーンとコーヒーのセット。
サクサクとした軽やかな食感のスコーンに、生クリームを添えて頬張れば、その相性の良さに思わずうなってしまう。
アンティークな空間でこうした朝食を味わえること自体がちょっとした贅沢。
午前9時、店内を見渡すと、ほとんどの席が常連と思しき人たちで埋まっていた。
新聞に目を落とす人、友人と談笑する人、それぞれが思い思いの時間を過ごしている。
この店が地域の暮らしにしっかりと根づいていることが、自然と伝わってくる。
国際会館駅は、大原や鞍馬といった洛北エリアへの観光バスが出る起点でもある。
観光に出かける前に、まずは「DORF」でゆっくりとモーニングを楽しむ。
そんな朝の始まりも悪くない。
インフォメーション

DORF(ドルフ)
住 所:京都市左京区岩倉東五田町4
営業時間:8時〜20時(モーニング8時〜11時)
定 休 日:水曜日