自宅で作れる!京都の老舗「富美家」の焼きそばを実食レビュー

前回、このブログで近所のフレスコで手に入る京都の老舗「富美家」のうどんを紹介したが、今回は山科の無印良品(生鮮食材コーナー)で、富美家シリーズが思いのほか充実しているのを発見。

定番のうどんに加えて、お好み焼き、カレーうどん、味噌煮込みうどん、さらに焼きそばまでフルラインナップ。

焼きそばがあるとは完全にノーマーク。

うどんはすでに試していたので、今回は「焼きそば」をセレクト。

果たして老舗の味が焼きそばでどう表現されているのか、いざ実食。

ミックス焼きそば
具材はキャベツ、イカ、えび、豚肉、ねぎ、揚げ玉、紅生姜、青のり。
調味料はソース(おたふく製)、マヨネーズ、胡椒、かつおぶし。

これだけしっかり具材が入っていればわざわざ別で買い足す必要もなさそう。

キャベツやにんじん、豚肉らしきものも入っていて、冷凍とは思えないほどの具材感。

さて、いざ調理。と思ってパッケージを裏返してみると……

作り方が書いてない( ; ; )

まさかのノー説明。

「焼きそばくらい、みんな作れるでしょ?」という、ある種の信頼なのか、それともただの省略なのか……。

とはいえ、自分は焼きそばを作ったことがあるので慌てず普段どおりの手順でいく。

まずは軽く油をひいてキャベツを炒める。

そこに麺を投入し、水を少し(60ccほど)加えて蒸し焼きにして、麺がほぐれてきたら具材も一緒に入れて、ソースを絡めて完成。

仕上げにマヨネーズとかつおぶしをのせて見た目も香りもバッチリ。


さて、実食。

味はしっかりしていて普通に美味い。

けど、いくつか反省点がある。

まず1つ目は「水」の問題。

マルちゃん焼きそばみたいに、水を入れて蒸し焼きにするイメージで60ccほど加えてみたけど、これが裏目に出て、全体的に水っぽくなって、麺のもちっとした感じも弱くなった気がする。

この焼きそばに関しては、もともと麺にしっかり水分が含まれているっぽいので水なしで調理したほうが良さそう。

2つ目は、ソース・マヨネーズ・かつおぶしの分量。

一人前かと思って全部入れたら、明らかに味が濃すぎた。

特にマヨネーズ、普段使わないから疑ってかかるべきだったかも。

かつおぶしも3人前くらい入ってて、全部入れるとソースよりこっちの風味が勝ってしまう。

結果、お好み焼きソースを食べてるような感覚になった。

幸い、ソース自体は控えめな甘辛和風テイストで優しい味だったから美味しく完食。

とはいえ、やっぱり作り方の記載が欲しかった…見落としてたならごめん。

食後のデザートも用意してみた。

今回選んだのは、同じく無印で見つけた和菓子系の甘味「抹茶あんみつ」。

抹茶が丸久小山園のものを使用しているのでかなり本格的な抹茶。

今回も作り方の記載は見当たらず(見落としていたら申し訳ない)。

抹茶をかけるタイミングはおそらく間違えたが、液体タイプだったおかげで香りと風味はかなりしっかり残っていた。

つぶあんと寒天も、市販のものとは明らかに一線を画すクオリティ。

甘さ控えめで、舌触りとのどごしが心地いい。

とくに抹茶の風味は抜群でひと口で京都らしさを感じさせてくれる。

ちょっとした贈り物や手土産にも十分通用しそうな一品。

まだまだ続きそうな「富美家」シリーズ、次は和風ラーメンにトライ予定↓

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