
京都一乗寺といえば言わずと知れたラーメン激戦区。
その中でも群を抜く個性とインパクトで支持を集め続けるのが「麺屋 極鶏」。
この店の特徴は十数時間もの時間をかけて煮込まれた超濃厚な鶏白湯スープ。
もはや“ドロドロ”を通り越し、レンゲが立つほどの粘度を持つそのスープは、一口目から強烈な鶏の旨味が押し寄せ、まさに「飲むというより食べるスープ」と言っても過言ではない。
その強烈なインパクトは口コミやSNSでも度々話題となり連日行列が絶えない。
特に遠方から訪れる人にとっては並ぶハードルが高いのだが、そんな声に応えるかのように、極鶏の味を再現した冷凍ラーメンの自販機がJR二条駅に設置されているという情報をキャッチ。
一乗寺まで足を運ばずとも、自宅で極鶏の味を体験できるのなら試してみる価値は大いにあるというわけで、早速現地に赴き、冷凍自販機で購入してみた。
JR二条駅は京都駅からJR嵯峨野線でわずか約7分という近さにあり、さらに四条河原町や烏丸エリアからも市バスを使えば15分圏内と観光や買い物のついでに立ち寄るにも便利な立地。
駅前には大型商業施設「BiVi二条」や映画館もあり、周辺にはカフェや飲食店も点在しているため、ちょっとした寄り道や食事にも困らない。
そんな好アクセスな場所に行列必至の極鶏の味が気軽に買える自販機が設置されているのだからラーメン好きには見逃せないスポットと言える。


すぐ目の前に現れるのがあのインパクト抜群の「極鶏」の二文字。
探すまでもなく階段を上がってすぐの場所に堂々と鎮座していた。
正面に立てば、黒地に映える白文字の「極鶏」のロゴと写真入りのメニューが視界を圧倒してくる。
ラインナップは看板メニューの「鶏だく」が1,000円、ピリ辛テイストの「赤だく」が1,050円の2種類のみと選択肢は少ないが、逆に潔い。
「まずは王道から」と、今回は迷わず「鶏だく」をチョイス。


そんな特別な日にふさわしく、自販機にはなんと「バレンタイン限定パッケージ」が用意されていた。
ではいよいよ自宅で実食。
パッケージを開けると中身は麺120gにスープ300g、付属の具材は一切なし。
まさにスープと麺だけのシンプルな構成で潔さすら感じる。
そのぶん「極鶏の魂はこのスープにあり」と言わんばかりの自信が伝わってくる。
賞味期限は約1ヶ月強。
冷凍庫にストックしておけば、いつでも自宅で「極鶏」を味わうことができるのが嬉しい。


しっかり20分間湯煎したスープはまさに「極鶏」そのもののドロドロ感。
湯煎前はカチカチだったのがしっかり熱が入るとペースト状に変貌し、レンゲが沈まないんじゃないかってくらいの濃厚さが復活。
あとは麺を茹でて盛り付けるだけ。

スープを丼に移した瞬間、あの極鶏独特のペースト状の濃度がしっかり再現されているのが一目でわかる。
ドロドロというより“もはや液体を超えたソース”のような質感で写真越しでもその重厚感が伝わってくるレベル。
湯煎したとは思えないくらい滑らかでしっかり鶏の旨味と脂が混ざり合っている。
この再現度には正直びっくりした。


気になる味は──まさに極鶏。
一口すすると、濃厚な鶏の旨味がガツンと舌に乗って、まったく手加減なしのパンチ力。
あの店で味わったペースト状スープの衝撃がしっかり自宅でも再現されてる。
冷凍とは思えないクオリティで、正直ここまで完成度が高いとは予想外。
あのクセになる重厚な鶏感、まさに「家で食べる極鶏」。

この麺をドロッとしたスープに絡めて啜る感覚、初めて極鶏を食べた時の衝撃がフラッシュバックする。
再現度はほぼ満点。
20分湯煎しただけのことはあるし、ここまで味を寄せてきたのは本当に見事。
行列や時間を気にせず、あの一杯が自宅で味わえる手軽さは正直ありがたい。
ただし、ラーメンのパッケージがかなりゴツいので、購入の際は大きめのエコバッグはマスト。
気になる人は、見かけたら即買い推奨。
※2023年9月追記
京都駅前ヨドバシの敷地内、まさかの場所に極鶏の自販機が登場してた。
JR二条駅だけかと思いきや、まさか京都駅のド真ん前でも買えるとは。

▶︎京都・東山の名店「マルシン飯店」の味が自宅でも楽しめる冷凍自販機、詳しくはこちらの記事で紹介しているので要チェック↓
