人におすすめしたいヘヴィープレイ中のDJ MIX Vol.1「Contact:YO.AN」

元大手CDショップでクラブテクノバイヤーを担当し、アラフォーの今でもクラブ通いをしている筆者sazmがヘヴィープレイ中のDJ MIXを紹介するシリーズ。

今回は、東京発のレーベル/クリエイティヴ集団“HOLE AND HOLLAND”に所属しているDJ/PRODUCER“YO.AN”がDJ MIXシリーズCONTACTで発表したDJ MIXを紹介!

  1. YO.AN / Rollin’
  2. BATTLES / Dot Com
  3. COURTNEY BAILEY / Soleil(YO.AN Remix)
  4. PEDRO BERTHO / Elephants Au 5Eme
  5. YOR KULTURA / The Hunting(DJ Ground Remix)
  6. MEGAPHONIM / After Of Disaster(Simple Symmetry Remix)
  7. SUNGA / TV Sax
  8. RAM JAM / Black Betty(Remix)
  9. LOULOU PLAYERS / Don’t Stop
  10. TIM DELUXE / It Just Won’t Do
  11. FATBACK BAND / Wicky Wacky(Mighty Mouse Remix)
  12. GEORGE BENSON / Breezin’(Remix)
  13. O.C. / Time’s Up(Instrumental)
  14. 刃頭 / 野良犬 Feat ILL-BOSSTINO
  15. JONI MITCHELL / Big Yellow Taxi(Shaka Loves You Remix)

ゆる〜く心地よい前半からリゾート感溢れる中盤を経てドープなヒップホップを経由して国民的フォークロックでフィニッシュ。

ときおり混ぜる強めのロック&ファンクな味付け(選曲)が程よくスパイシーな刺激!

意表を突く選曲と高揚感誘うミックスの巧さ本作の聴きどころです。

オープニングを飾るのは上野伸平(TIGHTBOOTH PRODUCTION)によるスケートビデオ3部作“LENZ Ⅲ”のサウンドトラックに収録されていた迫力あるスケート映像にシンクロしそうなアーティスティックな楽曲「Rollin’」。

曲の切れ目がまったく違和感ない見事なミックスで続くBATTLESからCOUTNEY BAILEYまでの浮遊感漂うエクスペリメンタルなグルーヴがなんとも芸術的!

筆者なら、クラブで知らないDJがこんな選曲してたら“おやっ”と気になってしまいます。

浮遊感ある心地良いグルーヴに湿度高めのジャングルで聴いているような土着系ハウスPEDRO BERTHO「Elephants Au 5Eme」からスペーシーで幻想的なYOR KULTURA「The Hunting」。

この流れは水と宇宙を勝手に連想。

じわりじわりだけど確実にフロアは盛り上がってきているし期待もされている中で放たれたキラーアンセムMEGAPHONIM「After of Disaster」。

この流れはまさに水と宇宙と炎!

ここまででパーティーの山場を築き上げてきた感じですが、中盤から終盤にかけては意表の突く選曲でフロアをジャック。

心地よい選曲が続いていましたが少し足りなかったのが爽快さ!

見事にこの曲がその穴埋めを果たしています!

ザ・トロピカル・ビーチハウス!!!

この流れでまさかディストーションギターがかき鳴らされるとは想像できなかったはず。

すべりしらずのキラーアンセム!!

アラフォーのクラブ世代に向けて容赦ない選曲!!

TIM DELUX「It Just Wont’ Do」。

あのお馴染みのホーンループが徐々にフェードインされてきたあたりで胸が熱くなりました。

これまでの心地よいラテンビートを遮るような灼熱のファンキービート「Wicky Wacky」でフロアの温度を5度上昇させて「Breezin’」で5度下げるというエアコン入らずのエコな選曲。

ここまで展開からはまたまた予測不能な展開。

ヒップホップレジェンドが集うD.I.T.CのソリストO.C.の歴史的名盤「Word…Life」に収録されいる「Time’s Up」から日本を代表するトラックメイカー刃頭ILL-BOSSTINOことTHA BLUE HARBのボス・ザ・MCをフィーチャリングした「野良犬」というドープな流れを構築。

その深くダークなグルーヴを打ち消す清涼剤として1970年産の国民的フォークロックの大定番として名高いJONI MITCHELL「Big Yellow Taxi」でフィニッシュ。

この選曲は強メンタルでないとなかなかできないです。

ちなみに「Big Yellow Taxi」はJANET JACSONの名曲「Got’ Til It’s Gone」の元ネタです。

最初から終わりまでの選曲が予測不能でまさに意表を突くような展開。

筆者のお気に入りはPEDRO BERTHOからMEGAPHONIMまでのミックス。

ヘッドフォンしながら大きく縦揺れしてました。

今回ご紹介したYO.AN「Contact」はApple Musicで聴くことができますのでぜひ聴いてみてください。

DJ MIXアプリ「djay」がApple Musicのストリーミングに対応!!

「DDJ-FLX4」で1億曲から選曲してDJミックスができるようになりました!!!

PAGE TOP