Apple Musicで聴けるおすすめハードテクノDJ MIX 10選

こんにちは。

筆者の中で神サブスクと崇めているのがApple Music

月額980円でメジャー・インディー問わず聴き放題。

新作が発売日に聴けてしまうという音楽好きにはたまらない究極のサービスです。

今回は、CDでは市販されていないApple Musicだけで聴けるDJ MIXの中から筆者がよく聴いているハードテクノDJ MIXをご紹介します。

SAZM

筆者紹介・・・元大手CDショップでクラブテクノバイヤーを担当。好きなDJはケンイシイ、石野卓球、田中フミヤ、DJ EMMAなどなど。ハード系が好き、アラフォーの今でもクラブに通ってます。

ケン・イシイ / Contact Live Mix

ジャパニーズテクノ創世記の立役者であり、現在でも世界で活躍するTOP DJ ケン・イシイによる最新DJ MIX!

2023年12月30日にEnter Shibuyaでのライブ音源が収録されており、現場の空気感が真空パックされています。

内容は最近のケンさんのプレイそのままといった疾走感あふれるハードテクノのオンパレード。

聴きどころはROBERT ARMANI「Circus Bells」Ken Ishii Remix。

フロアが歓喜に包まれたこと間違いなしな選曲!

石野 卓球 / NYE2023

オフィシャルだと2005年に発表された「A Pack To The Future」以来のDJ MIXでしょうか。

テクノDJの最前線を突き進む卓球さんの最新DJ MIXが聴けるだけでも月額980円分の価値があります。

卓球さんが京都でDJするイベントにはほぼ全部足を運んでおりますが、このDJ MIXは今の卓球さんのプレイスタイルが詰まっていると言っても過言ではありません。

大箱仕様というよりか小箱映えしそうな選曲が家で聴くのに程よいテンションで○。

2023年1月19日での京都METROでプレイした曲も多数収録されています。

個人的には6曲目のWILL CLARKE & BOT「Techno(Not Techno)」と懐かしいシンセメロディーがフロアを歓喜した10曲目JOEL CORRY & DA HOOL「The Parade」にノックアウトされました。

JUN INAGAWA / Contact

今、注目のイラストレーターでDJとしてのキャリアもあわせ持つJUN INAGAWAによるレイヴ・カルチャーの影響を色濃く反映したアップリフティングな選曲のDJ MIX。

オープニングはなんと石野卓球の変名“NINJAHEAD”のアシッド・クラシック「Pulseman vs Sineman」からのマイク・ヴァン・ダイク「Gamer’s Night」石野卓球Remixをミックスするという石野卓球ファンには鳥肌選曲を披露。

終盤で聴かせるTHE CHEMICAL BROTHERS「It Began In Africa」からのUNDERWORLD「Two Months Off」のミックスはフロアの熱量を3割増にさせるほどの破壊力。

40代の自分にはグッとくる選曲です。

CHRIS LIEBING / Miami Music Week 2024

ドイツ・フランクフルトを代表するハード・ミニマル界の重鎮CHRIS LIEBINGによる

世界最大級のダンス・ミュージック・フェス「Miami Music Week 2024」でのライブDJミックス。

CHRIS LIEBINGといえば2002年にリリースされたDJ RUSH「Get On Up」のRemixが筆者のキラーアンセム。

その頃から20年以上たった今でもプレイは硬派で直球勝負のハード・ミニマルスタイル。

最初から最後まで手綱を緩めることなくひたすらガツンとくる重低音を響かせます。

こんなミックスをライブでやられたら酸欠者続出なのではと勝手に心配。

縦ノリで踊りたい人にはおすすめ!!!

HIROKO YAMAMURA / NYE 2024

シカゴのテクノ・ハウスのクラブシーンで活躍し、世界中から出演オファーの絶えないDJ兼プロデューサーHIROKO YAMAMURAがAPPLE MUSIC 限定DJ MIXシリーズ「NYE」に登場。

フジロック2024にも出演が決まっているHIROKO YAMAMURAのDJを予習するのにバッチリなフロア仕様に仕上がっています。

本場仕込みのアシッドテクノが冴え渡る疾走感あふれるボトムヘヴィーなテクノ満載の選曲でフロアを完全燃焼させてます。

NINA KRAVIZ / Tomorrowland Winter 2023

個人的に今推しのフィメールDJ NINA KRAVIZが標高2000m〜3330mもある美しく壮大な雪山で行われた野外レイヴパーティー「Tomorrowland Winter 2023」でのライブDJ音源。

超アゲアゲ一辺倒かと思いきやPHUTUREPAUL JOHNSONなどのシカゴハウス、DJ GODFATHERDJ DEEONなどのゲットーテクノ、THEO PARRISHCARL CRAIGなどのデトロイトテクノなどなど、バラエティーに富んだ選曲で雪山に集ったレイバーを歓喜させています。

この癖ある選曲の中で異彩を放っているDAFT PANK「Revolution 909」が程よいアクセントとなっています。

CLOSET YI / NYE 2023

詳しい詳細は分かりませんが韓国のフィメールDJチームC’est Quiとして人気をあつめているDJ CLOSET YI

YoutubeのBOILER ROOMでプレイしている映像を観て、ビジュアルからは想像できないハードテクノ〜ややトランシーな選曲に好感を抱きApple Musicで検索したらこのDJ MIXがヒットしました。

収録アーティストの詳細も不明ですが、なんとなく90年代テクノを思わす懐かしいシンセの音色がアラフォーの自分には耳障りが良く最近のお気に入りでよく聴いています。

トランスようなケバケバしい感じの一歩手前の曲や、サイケデリックトランスのようなブリブリ感をマイルドにしたような曲、90年台ディスコでかかりそうなバブリーシンセ音がこだまするような曲などなど・・・このDJ MIXを形容すると「どこか懐かしい」がぴったりです。

個人的に4曲目から5曲目にかけてのミックスがグッときます。

ANFISA LETYAGO / At Skyline LA,2022

2020年に来日プレイ経験もある新世代女性DJの注目株ANFISA LETYAGO。

イタリアテクノの巨匠MARCO CAROLAの影響を受けDJキャリアをスタート。

前半はテンション抑えめのハードエレクトロな選曲ですが8曲目からガツンとくるハードテクノ選曲で攻めてきます。

聴きどころは11曲目CHEMICAL BROTHERSのフロアキラー「Out Of Control」ネタのSHARPSIDE「Space Cruising」

そして、CE CE PENISTONの名曲「Finally」のアカペラを超ハードミニマルなトラックにかぶせて想定外の展開を魅せる14曲目以降からBPM140超えのサイケデリックトランスな選曲に発展。

前半〜中盤〜後半の選曲の加速度が半端ありません。

DJ LICAXXX / Beats in Space 015

数年前ぐらいから推しのDJ LICAXXXのDJ MIXがApple Musicなら聴くことができます。

嬉しいことにここ数年、京都METROでプレイすることが増え、毎回いい感じで踊らされておりますが、このDJ MIXではテクノというよりかは、ブレイクビーツ寄りの選曲が多く、雰囲気がどことなくスタイリッシュです。

4つ打ちではなく、ミックスするのが難しそうな曲が多いのですが、グルーヴを損なうことなくフロアのテンションをあげていく感じがイヤホン越しに伝わってきます。

終盤なんかはダブ〜ドラムンベースと想定外な展開に発展するので聴き応えあります。

JEFF MILLS / One Mix With

テクノ界のレジェンドJEFF MILLSが最新テクノロジーを駆使した空間オーディオで登場。

クラブフロアの臨場感を伝えるというよりかはリスニングに特化したアート、まるで宇宙空間で無限の広がりの中にいるような錯覚を覚えるようなDJ MIXです。

空間オーディオの特性である左右前後の音に加え、上下の変化を加えて立体感を演出。

頭の上では効果音が鳴り、左右ではハイハットがチッチッチ、顎の下あたりからバスドラムが響くような聴くというよりか体感するという表現がふさわしい気がします。

前半は緩やかでスペーシーなテクノ選曲ですが、中盤から後期のジェフミルズの楽曲のようなスペーシーなハードテクノ選曲に発展し、ストーリー性のある選曲になっています。

いかがでしたでしょうか。

以上のDJ MIXが月額980円で聴き放題というから驚きです。

CDでDJ MIXをリリースするのは新人にとってハードルが高くなりますが、配信なら多くのニューカーマーたちのDJ MIXがリリースされています。

他にもリスニングに最適なクロスオーバー系DJ MIXもありますのであわせてチェックしてみてください。

遂にDJ MIXアプリ「djay」がApple Musicのストリーミングに対応!!

このDDJ-FLX4とのコンビで完全無双!!!

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